メリット 4
就職での「障害者枠」の利用が可能となる。
上の子が小学生であるわが家ではまだ直接関係しませんが、
今後、考えていく必要があると思っています。
世間で生きていくうえで、困るこだわりや性質をうまくやりくりして、一般枠で就職することができれば、それに越したことはないです。
しかし、今そこを目指してしまうことは危険です。
今にっちが苦手としている宿題としての「漢字」「作文」。
親としてはやらなければ将来困るのではないか、後れを取るのではないかと心配で、ついつい口を出してしまいます。そして余計に怒らせてしまいます。
親も子も「~~ねばならない」が多ければ多いほど、疲れます。
そして学ぶのが嫌になる→学校が嫌になる→家にこもる→生きているのが嫌になる
となることを避けるためにも
あえて宿題をやらない、もアリだと思います。勇気がいりますが。
わたしたち2人が、親として子どもにこうあってほしいと願うものはひとつだけです。
生きていればそれだけで、はなまる。
笑っていたらさらに、はなまる。
だから、たまたま今日は宿題に取り組むことができたら
こちらも嬉しくて自然に「できたね」とほめることができます。
話が逸れましたが、今後就職する時期になり、
障害者雇用という行き先がある
というのは気楽で安心です。
さらに、割引や金銭面だけではなく、手帳を取得して一番良かったと思ったのが
学校では優等生の長男にっちが、手帳をもらうほどのお困り度であることを
先生方に分かってもらえ、家族の辛さが伝わったことです。
これは大変救いとなりました。
今はまだ検討中ですが、
板書が難しいにっちにノートにあらかじめ教科書のコピーを貼り、
板書しなけれなならない量を減らす、
などといった合理的配慮を求めることも可能になりました。
↑学校に障害者保健福祉手帳を取得したことを報告した時の先生の顔。
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