・字を読むのが苦手→読字障害(ディスレクシア)
・字が上手く書けない→書字表出障害(ディスグラフィア)
・算数などの数字が苦手→算数障害(ディスカリキュア)
話し言葉は問題ないのに、テストで点数が取れない
→知的発達に遅れがないのに、なぜか一部のことがとても苦手
こういった時に学習障害を疑います。
検査にたどり着く手順~相談先
・児童相談所
・児童精神科
・通級指導教室
診断なので児童精神科の医師が行いますが、通級の先生は困りを理解してくれ、
対応や訓練を一緒に考えてくれます。
結局のところ、学習の困りに診断は必須ではなく
家庭や学校でどのような工夫や訓練ができるか、そこが大切だと感じます。
検査を受ける時期
全体の2~3割の子は、学習に対する発達が遅いです。
それは障害と呼ばれるほどではなく、自然と高学年になるころに平均に追いつきます。
ですので、明確な診断は4年生以降が推奨されています。
検査内容
WISC-Ⅳが代表的です。
心理士が行う検査です。
言語理解や知覚推理に関するIQを算出します。
他に、幼児期から現在までの生活の様子、どんなことに困り、困難を感じているのか問診を受けます。
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