新入学準備 生活編

daily life for ASD

こんにちは。外科医ちっちです。 

幼稚園・保育園から小学校入学を控えたこの時期、何をするべきでしょうか。今日はスムーズに通学するために、入学前にやっておくべきこと3つをお伝えします。 

入学前にやること①通学路を一緒に歩く+傘をさして歩く 

幼児期は大人と手をつないで歩き、あるいは自転車の後ろの席や車に乗っているので、 

「子どもが一人で歩く」という経験がほぼありません。 

そうした中、入学後は体と同じくらいの大きさのランドセルを背負って、1人で通学します。(集団登校の学校もあります) 
 

実際に登校時の様子を見守ってみて気が付いたことがあります。 

①子どもは縁石を歩きたがる 

平均台だと思ってるよね?一歩バランスを崩せば、車道への飛び出しです。 

②歩道の車道側を歩きがち 

路側帯の白い線に沿って歩きたいのか、縁石に引き寄せられているのか、 

子どもは歩道の車道よりの隅っこを無意識に歩きます。 

これも、うっかり転ぼうものなら、車道へ転がります。 

③急に方向転換する 

まっすぐ歩いていても、ふと気になったものがあると急に動きを変えます。 

もしも、近くを自転車が走行していたら、避けられず衝突してしまいます。 

④横断歩道の1メートル手前から渡り始める。 

一応信号は見ているものの、「青だ」と思ったら、横断歩道の少々手前でも渡り始めます。 

車の運転をする方なら分かるでしょうが、こういった行動は事故につながるため、非常に怖いです。 

ですが、彼ら子どもには子どもの視点の高さと範囲しかありません。一緒に通学路を歩いて、見守り、危険がないかどうか子どもと一緒に確認しましょう。 

できれば、朝の登校時間と下校時間に当たる14時頃の確認をお勧めします。時間帯によって通る車の種類や行きかう人が違います。 

周囲を観察していると、どうやら発達障害のあるうちの子だけではなさそうです。 

このような視点から、一度お子様が一人で歩いているところを観察し、危険がないように一つずつおしえてください。 

また、同時に「傘をさして歩く練習」も必要です。 

幼児期は、レインコートや車の送迎で、意外と「傘をさして歩く」経験がありません。 

ランドセルを背負った上で、傘を安全に持つ練習、傘は体よりはみ出るので、人とすれ違う時はぶつからないように端に寄る。同じ理由で、車道側を歩くと、傘と車がぶつかる。 

大人からは当たり前のことでも、新一年生は案外知らないものです。 

傘の畳み方や手に持ち歩くときは立てて持つこと、傘の先が人に当たると怪我をさせることなども併せて伝えると良いでしょう。 

学校のスケジュールに合わせて動いてみる

幼稚園・保育園とは1日のスケジュールが違います。 

一番の違いは、きっちりと時間で予定が決まっていること。 

これは、先の見通しが立つという点で、発達障害の子どもには有利です。うちの子も、園では「自由時間が多くて何をしていいのか分からないので」苦痛な様子でした。入学後に予定が時間で決まっていることで自身の中に見通しが立ち、生活しやすくなったようで、行きしぶりが減りました。 

 入学前の土日に1,2回でいいので 

学校の時間割表を作って部屋に貼り、その時間通りになんとなく生活してみると、学校生活の流れがつかみやすいです。 

また、今年中以下のお子様は、学校行事(授業参観、運動会、発表会、夏祭りなど)の見学をお願いして、実際に子に見せると良いです。百聞は一見に如かずです。学校生活がイメージできて、子たちの安心につながります 

近所に顔見知りの大人を作る

核家族化、周囲とのかかわりが希薄な現代社会。皆さんは地域の人々とどのくらい関りがあるでしょうか。 

犯罪から子どもたちを守るために、今こそ近所の方と顔見知りになり、「子どもの存在」を知ってもらう必要があります。 

①通学時の見守りボランティアの方々に、子と一緒に挨拶し、顔を知ってもらう。 

事前に通学時間帯に通学路を歩くと、お会いできるので会いに行きましょう。 

地域の活動に参加する。 

現在家族で消防団に所属しています。 

信頼できる大人を増やしておくことで、通学中や放課後に子が困っていると声をかけてくれます。

まとめ

最後に、子どもが新しい生活環境になるにあたって

1つ知っておいて欲しいことがあります。それは 

「朝、出発する前に叱らない。笑顔で送り出す」 

もう、これさえやっておけば、子は環境に適応してなんとかやっていける力があるものです。新生活がスムーズに始まるよう応援しています。 

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