障害者の親の気持ちの管理③

親の気持ちの管理

上司

まずは、普段から出来る処理方法から。

「困っているかもしれない知り合い」がいたら、

どうする?

ちっち

「最近調子どう?」みたいなことを聞きます。

上司

そうだね。

だから、「聞く」んだよ。

ちっち

誰にです?

本人は分からないんでしょう?

上司

「表面の自分」にはね。

簡単だよ。

①まずは、静かな部屋で、カギをかけて

ノートとペンを準備します。

②その時、思ったことを書いていきます。

③誰にも見せずに、

読めなくなるようにして捨てます。

これだけ。

ちっち

??

思ったことって何ですか?

上司

何でも。その時、思ったこと。

難しいかな?

じゃあ、精神科の診察とか、

心理士さんのカウンセリングの

一番いいところって何だと思う?

ちっち

う~ん。

誰かが、「うん、うん」って、

話を聞いてくれるところです。

上司

それもいいけどね。

一番は、

「気持ちを、言葉にして『出す』」ってこと。

どんな気持ちでも、

表現すると、人間、楽になる。

でもね、精神科医やカウンセラーの

欠点は、やっぱり

他人ていうところだよ。

どんなに聞き上手でも「話せない・話したくない」ことがあるわけ。

その点、自分だったら何でも話せる。

けど、声に出して、

「自分と会話」は難しいでしょう?

だから、手で「書く」。

そうすると、目で見た「読む」自分との

会話になるんだよ。

ちっち

日記を書いて読むといいってことですか?

上司

日記じゃないよ。

「思ったことを

何でもいいから書く」のがいい。

上司のここがムカついた、でも、

今日、行ったコンビニの

店員さん可愛かったな、でも

今週は運動せず、

たくさん食べちゃったな~、とかでも

何でもいい。

妄想、悪口、嫉妬、自慢、懺悔、なんでもok。

ペンや紙も自由。書く場所も自由。

夢や理想もいいけど、かっこつけて

思った内容と違うこと書くのは禁止。実際にやってると、

いろいろ考えが飛ぶけど、それでいい。

特にテーマとかないから。

ノートとか簡単に1ページ埋まるよ。

内容はぐちゃぐちゃだけどね。

書いている途中から、反射で読んじゃうから、

意識して読み返す必要もない。

で、捨てちゃえばいい。

シュレッダーでも何でもいいから、

読めないようにして。

まあ、やってみたら、分かるよ。

でも、ルールは守ってね。

・何でもいいから、その時思ったことを書く

・誰にも見せず、捨てる

その二つを守らないと、

「誰かが見るかも」って

正直に書かなくなる。

正直に気持ちを出さないと、

ストレスの処理にならないから。必要なものは、紙とペンだけ。

予想より長くなってしまいました。

これが、「普段から出来る

おすすめの対処法」です。

多分、あまり実感が持てない方も

多いと思うので

ぜひ、やってみてください。

次回は「緊急時の対処法」を書きます。

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