ケンカが起こりやすい発達っ子の家庭で円満に暮らすポイントは
まず、育てにくい子どもがいる家族の場合、家族内で頻繁にケンカが起きます。
ケンカは、子ども同士のときもあれば、大人同士で言い合いになることもあります。
そんなときは、相手を否定する言葉を使わないようにして、
・今の思い
・心配なこと
・これからどうしたいのか
というところを落ち着いて話し合うと、だいたい思いのところで勘違いがあり、相手はそんな考えだったの?と気が付くものです。
こうして家族の思いや今後の方向性が共有できたら、次は「変えられるもの」と「変えられないもの」とに、状況のピースを分けていきます。
「めんつゆたっぷり派」医師父&子 VS 「もったいない派」母、解決策は
ここで、我が家の具体例をお伝えします。
先日、はっはがイライラしていました。
「子どもたちと私が、めんつゆを使いすぎる」からです。
元々、私&子どもたちには「めんつゆは絶対に『創味のつゆ』」というこだわりがあります。しかし、この『創味のつゆ』は、めんつゆの中でも高級品なのです。
(ちなみに私は子どものころから『創味』一択だったので、ずっと値段を見ずに買っていました。数年前に妻から言われて初めて、『創味』が高級品だと知りました)
今回のはっはの不満は、めんつゆをしょっちゅう買うと「お金がかかる+買い物が面倒くさい」でした。そこで私は、このように考えました。
めんつゆをたっぷり使って怒られると凄く嫌な気分→めんつゆたっぷりで食べることは美味しいから変えたくない、変えられない→めんつゆをたっぷり使うことの問題は、頻繁に買う手間とお金がかかること→(私が)バイトを増やして収入を上げる+めんつゆを買いに行く→解決!!
この問題は、「お金の余裕+食べたい人が買いに行くこと」で解決できるとわかったのです。
そこで、「これで解決だから、もう怒る必要がありません」という感じで、妻に伝えました。
この策にて妻も納得?してくれたので、よかったです。
まとめ
我が家の家族円満の秘訣は、“問題の解像度を上げて個々人が変えられるものと変えられないものに分け、対策を考える”ことです。
今回はめんつゆでしたが、こういった家庭で起こる小さな問題やいさかいは、何が嫌か、何なら対応できるかをお互いに考えて、だいたいこんなふうに解決しています。
とはいっても、「好きなこと、譲れないほど嫌なこと」は家族5人でバラバラなので、相手の言い分をよく聞くことが一番大事だなと思っています。とても手間と根気がいりますが、それが一番の近道ではないでしょうか。
あとは、我慢。すべてが自分の思い通りにいくわけではないです。
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