大人のよくある発達障害への誤解

よくある誤解

一部のあまり知識のない支援者が

誤解していると思うこと。

「この子は、〇〇が苦手なので、

出来るように頑張らせようと思います」

「ここを、頑張らせないと、

社会に出てから困る」

こうした意見をもらうことがあります。

教育関係者からも、療育関係者からも。

一見、普通の発言ですが、

こうした発言をされる方が苦手です。

子どもに苦手なことがあった場合、

多分、対策は大きく2種類で

①特定のやり方がいや→

抵抗のない、嫌じゃない方法で

出来るようになる

②根本的に〇〇がいや→

やらないで困らない生き方を

考える

発達障害や、自閉症かどうか

そもそも、子どもか大人かすら関係なく、

この二つしかないと思うのです。

苦手な何かを、苦手なまま

頑張らせる事に、全く意味を感じません。

子どもたちの行動で

直して欲しいこと、まだまだ沢山あります。

今まで、少しずつ直せたことも沢山あります。

けれど、

元々、苦手だけど、「周囲が頑張らせて」

出来るようになった事は、一つもありません。

こう言うと、「努力の否定」のように

感じられるかも知れませんが、

違います。

子どもが、頑張って出来るようになった事は

沢山ありますし、それは誇らしいです。

そうではなく、

子どもが、何かを出来ない時に、

考える対策の一位が

「子どもに頑張らせる」

になってしまう大人とは、

自分の子とは関わらないで欲しいと思います。

子どもたちを見ていて

出来た方がいいけれど、出来ていないことは

まだまだ沢山あります。

うちの子が、頑張らなくていいとは思いません、

大人から見て、

例えば

〇〇は、本当に嫌なのか?

別に嫌な事があって、

偶々、今のタイミングだから、

言っているだけなのか?

もう一度やらせてみたら、抵抗なしに

やるんじゃないか?

が区別出来ないことも沢山あります。

嫌な理由が、理解出来ないことも多々あります。

だからこそ、

「〇〇が苦手なので、」の後は、

「環境をこう変えてみて、試してみます」

「簡単なものから試して、

もう少しやらせましょう。

それでも苦手なら、こうしてみましょうか?」

を、教育や療育では、

お互いに話したいです。

カッコいいことを書きましたが、

自分でも全然出来ていません。

理想論です

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